Scratchで動かしてみよう

ここでは、Scratchを起動してAKARIを動かす方法を説明します。

Scratchの起動

AKARIのScratch環境をセットアップしよう の準備が終わったら、scratchを起動します。
  1. akari_scratchのdockerを起動する。

akari_scratch/docker 内で下記コマンドを実行し、akari_scratchを起動します。
docker compose -f docker-compose.yml up
akari_scratchのcompileが始まるので、Compiled successfullyの表示になるまでしばらく待ちます。
  1. (別PCからアクセスする場合)AKARIが接続されているネットワークと同一のネットワークにPCを接続する。

  2. ブラウザからscratchにアクセスする。

webコンソールを使ってみよう と同様の方法でAKARIのIPアドレスを調べ、webブラウザのwebアドレス欄に [AKARIのIPアドレス]:8601 を入力してアクセスします。
AKARI本体から直接アクセスしている場合は、 localhost:8601 でもアクセスできます。
  1. scratchが起動する。

AKARIの動かし方

AKARIを動かすためには、専用の拡張機能をインポートする必要があります。
  1. Scratchの画面左下の拡張機能ボタンを押す。

../../_images/playing_01.jpg
  1. 拡張機能画面を下にスクロールして、AkariBlocksを選択する。

../../_images/playing_02.jpg
  1. TOP画面でAkariBlocksのブロックが使えるようになる。

  2. 同様に拡張機能画面を再度開き、AkariCameraの拡張機能を選択する。

../../_images/playing_03.jpg
  1. AkariCameraのブロックが使えるようになる。

サンプルアプリを動かしてみよう

まずはサンプルアプリを動かしてみましょう。
  1. Scratchを使っているPCにサンプルアプリをダウンロードする。

サンプルアプリはScratchを開いているPC側から開く必要があります。
サンプルアプリは akari_scratch/sample に含まれているため、AKARI本体ではなく外部のPCからScratchを起動している場合はそちらのPCにもダウンロードし直す必要があります。
外部のPC上でakari_scratchをcloneするか、akari_scratch/sample からファイルを直接ダウンロードします。
今回は bow.sb3 をダウンロードしましょう。
  1. Scratch上でサンプルアプリを開く。

Scratch上の画面上部の「ファイル」→「コンピュータから読み込む」を選択し、先程ダウンロードした bow.sb3 を開きます。
Scratch画面中央に、サンプルプログラムが表示されます。
../../_images/playing_04.jpg
  1. プロジェクトを実行する。

Scratch上のサンプルプログラムをクリックすると、動作が実行されAKARIがヘッドを上下に動かすおじぎのモーションをします。
../../_images/playing_05.jpg

その他のサンプルアプリ

  • sleepy.sb3

AKARIの明るさセンサの値が一定以下になったらAKARIが寝てしまいます。

  • face_tracking.sb3

顔追従をするアプリです。
以上がScratchの使い方の簡単な説明となります。
次はAKARI拡張機能の各ブロックの仕様を説明します。
これらを参考に、ブロックを組み合わせてアプリを作ってみてください。

拡張機能の紹介① AkariBlocks へ進む

拡張機能の紹介③ AKARIブロック(簡易版) へ進む

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